【読書メモ】問題解決力を高める「推論」の技術/羽田康裕
こんにちは、おひまるです。
今回は読んだ本のメモです。
■読んだ経緯
Twitterで某氏がおすすめしていた本。
仕事でも問題課題を整理する場面において、技術不足から行き詰ることが多かったため、何か得られるのではないかと読んでみた。
■主なメモ
推論力をはじめとして、帰納法、演繹法、アブダクションおよびそれらを組み合わせた総合的な推論力の向上に向けた考え方について整理されていた。
帰納法や演繹法については、ロジカルシンキングの前提になっている認識のため、様々な参考書で目にする機会が多かったが、しっかりと理解できているわけではなかった。
その中でも、具体的なケースで説明されており、すっと理解することができた。
アブダクションという言葉および概念は初見であったが、根拠のある仮説を立てることと同義であると理解した。
システムの構想、要件定義の断面では、顧客の現状やニーズをヒアリングし、その内容をもとに必要なソリューションを検討していくことが一般的である。
その際にアブダクションを活用することで、顧客が本当に必要としているもの(システムではない可能性も含めて)を提案するためには必須の内容であると理解した。
では、また今度。